水辺環境の再生
昔から受け継がれるアユ釣りの風景を守るために
Location
上桂川は京都市右京区に位置する桂川の上流部で、木津川や宇治川と合流し、淀川に流れ込む河川です。
桂川自体は京都府を流れる淀川水系の一級水系であり、延長は107km、流域面積は1,159㎢という非常に広大な河川です。
上桂川の特徴の一つは、アユ釣りが非常に盛んであることです。府内外を問わず、多くの人々が訪れる人気のスポットとなっています。
また、上流部は山間部に位置し、自然を楽しむのにも最適な場所です。
Task & Object
上桂川は多様な魚類相が生息しており、かつては川で魚釣りをしているのが当たり前の風景でした。
しかし、山腹からの土砂流入、カワウによる採食など環境の変化から上桂川の生物多様性の質が低下しているのが現状です。
京都の鮎河川としてアユ釣りが盛んな上桂川を守るべく、上桂川漁業組合は体験会などのイベントも行っていますが、このまま生物多様性が失われていくと、未来の上桂川では魚釣りの風景は見られないかもしれません。
現在の上桂川では生態系と川の風景を取り戻すことが重要視されています。
水辺環境の再生 contents
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Story
地域の方々で原材料をつくる。
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By product
缶詰ができるまで。
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Reduction
収益の5%を環境保全活動に。