Story
地域の方々で缶詰の原材料をつくる。地域雇用を生みながら、スローライフな缶詰づくりを行っています。30年前に小学校が廃校になった際に譲り受けた大釜を今も大事に使われています。時には冗談を交え、時にはご近所さんの噂話をし、話が弾みながら原材料がつくられます。また、タケノコの水煮の昔ながらの技術は、竹研さんの中村さんのおばあちゃんから学び、地域の方々に伝えられています。
筍の先を裁断し、包丁を入れながら筍の皮を剥きやすくします。近所の方々は毎年筍の皮むきをされているようでした。
手慣れた手つきで20㎏を3人で2時間ほどの作業でした。
大釜では20㎏ぐらいの皮をむいたタケノコを一気に入れて鍋でグツグツ。約1時間。竹串で筍が通るぐらいの固さになるまで炊きます。近所の子供たちも慣れた手つきで薪を入れて火が弱まらないように注意します。
缶詰に入れる筍をカットするサイズは、圧縮をかけるため少し小さくなる。
だから、大きめのゴロっとしたサイズが丁度ええ、そんな意見が沢山出て考えながらカットする作業。話が弾みながら作業がすすみます。
缶詰工場に送るまでの袋づめ。2㎏を1パックにしてクール便で送ります。ここまでが原材料の発送作業です。
犬は待ち疲れて寝てしまいました…